予防処置について
定期的なお口のメンテナンスは
「当たり前」という時代
歯やお口に関する健康意識は年々高まっており、むし歯や歯周病がなくても、定期的に予防処置を受ける人が増えています。実際、定期検診を受け続けることは、「生涯自分の歯で食べる」をかなえるために大きな効果があることが様々な調査結果からわかっています。今後ますますこの流れが進み、予防処置のために歯医者に通院する習慣を「当たり前」と思う社会になることを願っています。
こんな場合はご相談ください
- 口臭が気になる
- むし歯になりやすい
- 歯の汚れ・黄ばみがある
- 歯ぐきの出血がある
- タバコのヤニ汚れがある
- 歯がざらついている
- 口の中のねばつきがある
当院の予防処置
患者様のお口の状態にあわせた
オーダーメイドの予防処置
一度でもむし歯や歯周病を経験したなら、その原因や進行のプロセスから、再発防止の対策ができます。お口の状態、噛み合わせ、過去の治療歴、生活習慣、食いしばりの癖など様々な要素から総合的に判断してアドバイスさせていただきます。定期的な歯科検診と予防処置により、長期にわたりお口の健康をサポートします。
治療内容
プロフェッショナルケア
スケーリング
歯磨きでは取れない歯垢や歯石を、専用の器具を使って除去します。歯垢や歯石は放っておくと歯周病の原因になるため、定期的な処置が必要です。
PMTC
歯垢や歯石の除去に加え、コーヒー・紅茶による着色汚れの除去、歯の表面の磨き上げなどを行います。汚れが付きにくくなり、予防にもつながります。
ブラッシング指導
ごしごしと強くこすらず小刻みに軽い力で磨くなど、正しいブラッシング方法をお伝えします。歯間ブラシやデンタルフロスの使い方も指導いたします。
セルフケア
歯磨き
清潔な歯ブラシを使い、歯と歯ぐきの境目や歯の表面を、円を描くように丁寧に磨きます。指導を踏まえて磨き残しがないようにしましょう。
補助清掃用具
歯の間の清掃には、フロスを使います。うがい薬やマウスウォッシュは、口内の細菌の繁殖を抑える効果があります。適切な量でうがいをしてください。
食習慣の見直し
砂糖や粘着性の高い食品は控えめにし、バランスの取れた食事を心がけます。カルシウムやビタミンDなどの栄養素を含む食品は歯と歯ぐきを強くします。
定期検診について
3ヵ月に一度の定期検診が
お口の健康を守る秘訣
3ヵ月に1回のペースを目安に、歯科医師や歯科衛生士による定期検診を受けることをおすすめします。歯科医院でしかできない、歯垢や歯石の除去、歯のクリーニングは、むし歯や歯周病の予防に効果があります。特にトラブルがなくても定期検診を受け続けることで、70代、80代になってからの歯の残存本数や歯の健康に大きな効果があることが様々な調査からわかっています。
妊産婦歯科検診について
思わぬトラブルが起こりやすい
妊娠中は歯科検診が必須
妊娠中は、ホルモンや体の変化が激しく、これが口腔環境にも思わぬ影響をもたらします。たとえばつわりによる嘔吐で健康だった歯が急激に弱まる、血流の変化で歯ぐきが腫れるなどの症状が起こりやすくなります。妊産婦歯科検診は必ず受けましょう。問題があれば、妊娠中でも安全な治療法や処置の計画が立てられます。